重い基礎疾患・免疫機能の低下がある場合
大手術後や重症感染症の経過中に、C. butyricumを含むプロバイオティクスに関連すると考えられた菌血症・敗血症の症例が報告されています。重い基礎疾患がある人や免疫機能に不安がある人は、自己判断で使用せず医師へ確認してください。
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Butyric acid bacteria
別名・通称Clostridium butyricum、宮入菌、MIYAIRI 588、CBM588
酪酸菌は、腸内細菌叢や短鎖脂肪酸との関係で研究される細菌群です。採用論文では主にClostridium butyricum MIYAIRI 588が検討され、限られた患者集団で腸内環境や術後経過に関する結果が報告されています。重症患者では菌血症の症例報告もあります。
酪酸菌、特にClostridium butyricum MIYAIRI 588(CBM588)は、抗菌薬使用時の腸内細菌叢や腹部症状、周術期の腸機能・感染性合併症との関係で研究されています。多くは特定の治療中・手術後・重症患者を対象とした研究で、一般の人の便通や消化器症状への効果を直接示すものではありません。
大手術後や重症感染症の経過中に、C. butyricumを含むプロバイオティクスに関連すると考えられた菌血症・敗血症の症例が報告されています。重い基礎疾患がある人や免疫機能に不安がある人は、自己判断で使用せず医師へ確認してください。
採用論文では、膵周囲液のドレナージ、大きな肝切除、大腸がん手術、抗菌薬を用いたH. pylori除菌療法など、医療処置や治療と併用された研究が含まれます。手術・侵襲的処置の前後や治療中の人は、使用前に担当医へ相談してください。
症例報告から菌血症の頻度や個人の感染リスクを判断することはできません。発熱、悪寒、強いだるさなど体調の変化がある場合や、感染症・臓器機能の治療中の場合は、サプリメントで対応せず医療機関へ相談してください。
酪酸菌の研究は主にCBM588という特定株を対象にしたもので、腸内細菌叢や周術期の経過に関する限定的な結果と、重症患者でのまれな感染症症例を分けて考える必要があります。