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酪酸菌の効果は?8件の効果候補について研究で分かっていること
酪酸菌について8件の効果候補を整理しましたが、いずれも一般成人を対象に直接評価した根拠は今回確認できませんでした。IBS患者、H. pylori除菌中の患者、早産児、高齢の栄養不良者、胃がん切除後・大腸がん手術患者など限定集団の補足研究は存在しますが、一般成人向けの直接結論には当てはめられません。直接根拠がないことは効果がないことを意味しません。
掲載内容は医療上の助言ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
効果ごとの評価
評価の種類ごとに分類しています。「評価できない」は効果がないことを意味しません。
8件すべての効果候補について、一般成人を対象とした直接評価根拠は確認できませんでした。限定集団の補足研究のみが存在します。
今回の採用研究には、この項目を直接評価した根拠がありません。効果がないことを意味しません。
現時点で言えること・言えないこと
✓言えること
限定集団を対象とした補足研究では、IBS患者での症状緩和、H. pylori除菌中の下痢抑制、早産児での下痢抑制、高齢栄養不良者での腸内細菌叢・代謝変化、胃がん切除後・大腸がん手術後の免疫指標変化などが報告されていますが、いずれも一般成人への直接根拠ではありません。
?まだ言えないこと
製品訴求(腸内環境・便通)、腸内環境改善・短鎖脂肪酸産生、Miyairi-588株の整腸・下痢改善、IBS改善、免疫機能調節・抗炎症、免疫、代謝改善(肥満・糖尿病)、アレルギー症状軽減の8候補について、一般成人を対象に酪酸菌介入を直接評価した根拠を今回確認できませんでした。直接根拠がないことは効果がないことを意味せず、今回の根拠範囲で一般成人向けの直接結論を出せない状態です。
成分ページで詳しく確認
酪酸菌の研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
酪酸菌図鑑で、研究されている領域と利用前に知っておきたいことを確認できます。
よくある質問
酪酸菌は腸内環境や便通を改善しますか?+−
一般成人を対象に、腸内環境改善や便通改善を直接評価した根拠は今回確認できませんでした。IBS患者やH. pylori除菌中の患者、早産児を対象とした補足研究はありますが、健康な一般成人への直接結論には当てはめられません。
酪酸菌はIBSに効きますか?+−
一般成人を対象にIBS改善を直接評価した根拠は今回確認できませんでした。IBS患者を対象とした試験では下剤後にCBを2週間併用するレジメンで症状緩和が報告されていますが、対象はIBS患者に限られます。
酪酸菌は免疫を高めますか?+−
一般成人の免疫機能を酪酸菌で直接評価した根拠は今回確認できませんでした。高齢栄養不良者、胃がん切除後患者、大腸がん手術患者を対象とした補足研究では免疫関連指標の変化が報告されていますが、一般成人向けの直接根拠ではありません。
直接根拠がないとはどういう意味ですか?+−
一般成人を対象に、その効果を直接評価した研究を今回確認できなかった状態です。効果がないことを意味するものではなく、今回の根拠範囲で一般成人向けの直接結論を出せないことを示します。
参考にした論文6件
+−
[Effects of probiotics on intestinal bacterial colonization in premature infants].
Zhongguo dang dai er ke za zhi = Chinese journal of contemporary pediatrics / 2010