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テアニンの効果とは?研究で分かっていること
テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸の一種です。12件の効果候補のうち、リラックス・ストレス軽減、睡眠の質、認知機能・注意力、気分・抗不安、集中力、認知機能、心理的ストレス、睡眠、免疫、血圧では直接研究で支持が報告されています。覚醒・注意力は改善を示す試験と差がみられない試験が混在しています。免疫機能への影響(製品訴求)については、一般成人を直接評価した研究を今回確認できませんでした。
掲載内容は医療上の助言ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
効果ごとの評価
評価の種類ごとに分類しています。「評価できない」は効果がないことを意味しません。
10候補で支持、1候補で混在、1候補は直接根拠が未確認です。
採用した研究で、改善方向の結果が報告された項目です。
リラックス効果・ストレス軽減
心拍数、唾液IgA、ストレス応答尺度など、リラックス・ストレス反応を評価する指標の変化です。
研究で確認されたこと
急性ストレス課題での心拍数と唾液IgA応答の低下が報告されました。
条件・注意点+−
多作業ストレス下での主観的ストレス軽減や、高ストレス反応群での血圧上昇抑制も確認されています。
参考: PMID 16930802 / PMID 23107346 / PMID 26797633 /
摂取量ごとの効果
どの量でどの結果が確認されたかを示します。いずれも研究条件内で評価された量であり、推奨量ではありません。
200 mg/日(4週間)
200 mg(単回投与)
確認された摂取期間
その期間で評価された結果であり、別の期間へそのまま一般化はできません。
効果が期待できる対象
候補ごとに研究対象と条件が異なるため、結果を他の対象へそのまま当てはめることはできません。
一般成人(健常者)
ストレス・不安・睡眠の質・認知機能・血圧では、健常成人を対象としたRCTやメタ解析で改善が報告されています。4週間の200 mg/日補給試験では、抑うつ尺度・不安尺度・睡眠の質尺度の改善が確認されました。
参考: PMID 31623400
現時点で言えること・言えないこと
✓言えること
リラックス・ストレス軽減、睡眠の質、認知機能・注意力、気分・抗不安、集中力、認知機能、心理的ストレス、睡眠、免疫、血圧では、直接研究で支持が報告されています。
?まだ言えないこと
免疫機能への影響(製品訴求)については、一般成人を直接評価した研究を今回確認できませんでした。
成分ページで詳しく確認
L-テアニンの研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
L-テアニン図鑑で、研究されている領域と利用前に知っておきたいことを確認できます。
よくある質問
テアニンはストレスや不安を軽減しますか?+−
リラックス・ストレス軽減、気分・抗不安、心理的ストレスでは直接研究で改善が報告されています。急性ストレス課題での心拍数・唾液IgA応答の低下、不安尺度スコアの低下、4週間補給での抑うつ・不安尺度の改善が確認されています。
テアニンは睡眠の質を改善しますか?+−
睡眠の質と睡眠では、PSQIスコアの低下と入眠潜時・睡眠障害の改善が報告されています。4週間の200 mg/日補給試験と系統的レビューで確認された結果です。
テアニンは認知機能や集中力を高めますか?+−
認知機能・注意力、集中力、認知機能では反応時間の短縮と注意力の改善が報告されています。メタ解析では単回200 mg投与で選択反応時間の改善が示され、誤警報率の低下も確認されています。
テアニンは覚醒や注意力にどう影響しますか?+−
覚醒・注意力では結果が分かれています。50 mg単独投与では覚醒度・アルファ波活動の増加が報告されました。一方、カフェインとの併用試験(50 mg L-テアニン+75 mgカフェイン)では、覚醒度・気分指標に有意な変化はみられませんでした。
参考にした論文15件
+−
L-Theanine reduces psychological and physiological stress responses.
Biological psychology / 2006
Journal of physiological anthropology / 2012