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ロディオラ(Rhodiola rosea)の副作用・安全性|報告された症状、摂取量と注意点
副作用をひとことで
めまい・口渇
全般性不安障害のパイロット試験(340 mg/日・10週)では、有害事象は概ね軽度〜中等度で、最も多かったのはめまいと口渇でした(18307390)。生活ストレス症状へのWS® 1375(200 mgを1日2回・4週)では有害事象は多くが軽度で、重篤な有害事象は報告されませんでした(22228617)。運動・スポーツの系統的レビューでは明らかな有害反応は報告されなかったと整理されています(35464040・一般成人・直接根拠)。
判断の根拠+−
めまい・口渇など軽度の有害事象が試験で報告され、多くの試験では重篤事象なし・忍容性良好と整理されています。運動系統的レビューでは明らかな有害反応は報告されなかったとされます(35464040)。うつ病試験ではR. rosea群30.0%が有害事象を報告しプラセボ16.7%を上回りましたが、セルトラリン63.2%よりは少ない文脈根拠があります(25837277)。疾患試験・別種(紅景天)・水素併用製剤の結果は市販R. rosea単剤へ一般化できません。
副作用は報告されているか
めまい
口渇
報告されている症状・変化:症状名が特定された報告としてめまい・口渇が挙げられ、多くの試験では軽度有害事象のみ・重篤事象なしと整理されています。
副作用の発生頻度:うつ病試験ではR. rosea群30.0%が有害事象を報告し、プラセボ16.7%・セルトラリン63.2%と比較されています。
重篤な有害事象・症例シグナル:多くの試験で重篤な有害事象は報告されていません。
研究条件・件数・詳しい根拠+−
報告されている症状・変化+−
症状名が特定された報告としてめまい・口渇が挙げられ、多くの試験では軽度有害事象のみ・重篤事象なしと整理されています。運動系統的レビューでは明らかな有害反応は報告されなかったとされます。
摂取量ごとの安全性
一般成人の研究用量
試験で用いられた量(レビュー集約)
レビューで明らかな有害事象は報告されなかったと整理+−
期間
レビュー対象試験ごとに異なる
摂り方
口から摂取
(詳細:RRサプリメント(レビュー対象研究の製剤))
4日間の短期摂取(試験設計内)
短期摂取は安全(safe)と結論づけられ、忍容性に関する整理が報告されている+−
期間
4日間
摂り方
口から摂取
(詳細:RR抽出物サプリメント)
研究での詳しい報告
若年健常者・筋力試験クロスオーバー(運動する人)。短期摂取は安全(safe)と結論づけられ、忍容性に関する整理が報告されている。
摂取期間による違い
6週間試験
6週間(うつ病SHR-5 340/680 mg/日)、10週間(GAD 340 mg/日)、4週間(WS® 1375 200 mg×2/日)、12週間(うつ病比較試験)、42日間(看護学生364 mg/日)、8週間(疲労オープンラベル400 mg/日)などの試験設計が文脈根拠として存在する。
4日間試験
4日間の短期摂取は若年健常者の筋力試験で安全(safe)と結論づけられた(40289957)。長期安全性への外挿はできない。
観察期間3
短期試験での忍容性良好を、数か月〜数年の市販常用の安全性と同一視しない。
注意が必要な人
注意が必要な対象者+−
妊娠中、小児、特定の精神疾患治療中、薬剤併用などについて、公的資料または直接根拠で禁忌・相互作用として整理された報告は、今回の執筆入力には含まれていません。うつ病試験やCOPDメタ解析の対象者条件を、健康な一般成人の市販サプリ判断へ転用しないでください。
分かっていること・まだ分からないこと
分かっていること
GADパイロットでめまい・口渇が最も多く報告(340 mg/日・10週)。
WS® 1375 200 mg×2/日・4週で軽度有害事象・重篤事象なし(生活ストレス試験)。
運動系統的レビューで明らかな有害反応は報告されなかった(35464040・直接)。
うつ病試験でR. rosea30.0%が有害事象を報告(プラセボ16.7%・セルトラリン63.2%)。
340〜576 mg/日、400 mg/日など複数の試験用量で重篤事象なしの報告が文脈根拠として存在。
まだ分からないこと
健康な一般成人が市販R. rosea単剤を常用した場合の症状別副作用一覧(直接根拠)。
一般成人における市販単剤常用時の副作用発生頻度(直接根拠)。
一般成人における市販単剤長期常用の安全性(直接根拠)。
全ての人に共通する危険量または公的安全上限。
根拠上直接特定された禁忌・相互作用・特別な注意対象者。
成分図鑑で詳しく確認
rhodiolaの研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
ロディオラ図鑑で、研究されている領域と利用前に知っておきたいことを確認できます。
よくある質問
ロディオラサプリに副作用はありますか?
試験ではめまい・口渇(GADパイロット340 mg/日・10週)、軽度有害事象のみ少数(RCT系統的レビュー)、WS® 1375で軽度有害事象・重篤事象なし(200 mg×2/日・4週)などが報告されています。運動系統的レビューでは明らかな有害反応は報告されなかったと整理されています(35464040)。詳細は「報告されている副作用・変化」節を参照してください。
めまいや口渇はロディオラの副作用ですか?
全般性不安障害のパイロット試験(10名・340 mg/日・10週)では、有害事象は軽度〜中等度で、最も多かったのはめまいと口渇でした(18307390)。
1日400 mgまで安全ですか?
400 mg/日(200 mg×2回)はWS® 1375のオープンラベル疲労試験(8週)やVitano®試験(14日)で評価された量です。試験では安全性・忍容性が良好と報告されていますが、これは研究で用いられた量であり、個人向けの安全上限や推奨量ではありません。危険量は今回の根拠からは確立していません。
長期間飲み続けても大丈夫ですか?
試験では6週間〜12週間の設計が複数あります(うつ病6週、GAD10週、WS® 1375 4週など)。4日間の短期試験で安全(safe)と結論づけられた報告(40289957)もありますが、数か月〜数年の常用への外挿はできません。
参考にした論文15件+−
- 1.Effects of Rhodiola Rosea Supplementation on Exercise and Sport: A Systematic Review.
- 2.Clinical trial of Rhodiola rosea L. extract SHR-5 in the treatment of mild to moderate depression.
- 3.A pilot study of Rhodiola rosea (Rhodax) for generalized anxiety disorder (GAD).
- 4.A randomised, double-blind, placebo-controlled, parallel-group study of the standardised extract shr-5 of the roots of Rhodiola rosea in the treatment of subjects with stress-related fatigue.
- 5.The effectiveness and efficacy of Rhodiola rosea L.: a systematic review of randomized clinical trials.
- 6.Therapeutic effects and safety of Rhodiola rosea extract WS® 1375 in subjects with life-stress symptoms--results of an open-label study.
- 7.Rhodiola rosea for physical and mental fatigue: a systematic review.