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ロディオラの効果とは?研究で分かっていること
ロディオラは高地に自生するハーブで、アダプトゲンとして知られています。運動パフォーマンス、運動誘発性疲労、高強度運動、運動容量、精神的疲労、睡眠、抗酸化作用では直接研究で改善が報告されています。抗疲労・ストレス軽減と筋力では、支持と非支持・混在の結果が共存しています。認知機能は直接研究で支持されませんでした。認知機能向上、気分改善・抗うつ、心理的ストレス、免疫、日常的な疲労感、血糖、心不全・心機能については、該当集団を直接評価した研究を今回確認できませんでした。
掲載内容は医療上の助言ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
効果ごとの評価
評価の種類ごとに分類しています。「評価できない」は効果がないことを意味しません。
7候補で支持、2候補で混在、1候補は非支持、7候補は直接評価なしです。
採用した研究で、改善方向の結果が報告された項目です。
運動パフォーマンス向上
RPE、持久運動時間、運動パフォーマンスなど、運動能力を示す指標の変化です。
研究で確認されたこと
単回摂取で自覚的運動強度(RPE)が低下し、持久運動のパフォーマンスが改善したと報告されました。
条件・注意点+−
運動1時間前の急性摂取試験の結果です。
参考: PMID 23443221
抗酸化作用・老化防止
体内の酸化ストレスや抗酸化能、運動後の酸化損傷マーカーなど、抗酸化作用を示す指標の変化です。
摂取量ごとの効果
どの量でどの結果が確認されたかを示します。いずれも研究条件内で評価された量であり、推奨量ではありません。
3 mg/kg(単回、運動1時間前)
1,500 mg/日+運動前500 mg(3日間)
確認された摂取期間
その期間で評価された結果であり、別の期間へそのまま一般化はできません。
効果が期待できる対象
候補ごとに研究対象と条件が異なるため、結果を他の対象へそのまま当てはめることはできません。
現時点で言えること・言えないこと
✓言えること
運動パフォーマンス、運動誘発性疲労、高強度運動、運動容量、精神的疲労、睡眠、抗酸化作用では直接研究で支持が報告されています。
?まだ言えないこと
抗疲労・ストレス軽減では疲労試験で支持と非支持が混在しています。筋力では反復回数の低下と1RMの増加が混在しています。
認知機能は、運動試験に付随する認知評価で有意差は確認されませんでした。
認知機能向上(記憶・集中力)、気分改善・抗うつ、心理的ストレス、免疫、日常的な疲労感、血糖、心不全・心機能。
成分ページで詳しく確認
rhodiolaの研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
rhodiola図鑑で、研究されている領域と利用前に知っておきたいことを確認できます。
よくある質問
ロディオラは疲労やストレスに効きますか?+−
精神的疲労を対象とした試験では認知・知覚テストの改善が報告されています。抗疲労・ストレス軽減については、系統的レビューでは疲労試験の結果が分かれており、メタ解析ではVO2maxや疲労困憊時間の改善が示されています。
ロディオラは運動パフォーマンスを上げますか?+−
単回摂取でRPEが低下し持久運動のパフォーマンスが改善したと報告されています。バスケットボール選手の28日間試験ではVO2maxの増加とスプリント成績の改善も確認されました。
ロディオラは睡眠に影響しますか?+−
高地に滞在した若年男性を対象とした試験では、ロディオラ投与後に睡眠構築の調節と睡眠の質の改善が報告されました。血中酸素飽和度の指標も改善しています。
ロディオラは認知機能を改善しますか?+−
運動試験に付随する認知評価では有意差は確認されませんでした。一般成人を対象に認知機能向上を直接の主要目的として検証した研究は今回確認できませんでした。
参考にした論文11件
+−
Rhodiola rosea for physical and mental fatigue: a systematic review.
BMC complementary and alternative medicine / 2012
Effects of Rhodiola Rosea Supplementation on Exercise and Sport: A Systematic Review.
Frontiers in nutrition / 2022