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カフェインの効果とは?研究で分かっていること
カフェインは覚醒や運動に関わる作用をもつ成分です。15件の効果候補のうち、認知機能向上と注意力改善、運動パフォーマンス向上、ウェイトコントロール、認知機能、高強度運動のパフォーマンス、覚醒・注意力、運動容量・疲労までの時間、体組成では支持が報告されています。運動誘発性疲労、血糖、反復スプリント能力では結果が混在しています。睡眠、心理的ストレス、血圧では支持されない結果が報告され、男性の生殖機能は直接根拠を確認できませんでした。
掲載内容は医療上の助言ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
効果ごとの評価
評価の種類ごとに分類しています。「評価できない」は効果がないことを意味しません。
支持8件、混在3件、非支持3件、直接根拠未確認1件です.
採用した研究で、改善方向の結果が報告された項目です。
認知機能向上と注意力改善
反応時間、正確性、注意の持続など、情報を受け取り判断する働きの変化を指します。
研究で確認されたこと
正確性と反応時間の改善が報告されました。
条件・注意点+−
健康な成人を対象にしたメタ解析では、カフェインで注意課題の正確性と反応時間がプラセボより改善しました。
参考: PMID 2296626 / PMID 23377024 / PMID 40335666
摂取量ごとの効果
どの量でどの結果が確認されたかを示します。いずれも研究条件内で評価された量であり、推奨量ではありません。
250 mg/回
3 mg/kg/回
健康な成人の運動中の出力、総仕事量、体脂肪利用などが改善した研究がある
運動前または運動中に摂取した複数の急性試験で、評価指標は研究ごとに異なります。
参考: PMID 32092208
確認された摂取期間
その期間で評価された結果であり、別の期間へそのまま一般化はできません。
効果が期待できる対象
候補ごとに研究対象と条件が異なるため、結果を他の対象へそのまま当てはめることはできません。
現時点で言えること・言えないこと
✓言えること
注意力・覚醒度、運動パフォーマンス、持久運動の完走時間、高強度運動の一部指標、体重・体脂肪関連指標では改善が報告されています。
ただし睡眠不足、不安、習慣的摂取量、運動種目、用量によって結果や望ましくない反応が変わります。
?まだ言えないこと
運動誘発性疲労、血糖、反復スプリント能力は、改善した研究と差がない研究が混在しています。
睡眠、心理的ストレス、血圧では、直接評価した研究で望ましい効果を支持しない結果が報告されています。
男性の生殖機能については、今回の入力に直接根拠がありません。
成分ページで詳しく確認
カフェインの研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
カフェイン図鑑で、研究されている領域と利用前に知っておきたいことを確認できます。
よくある質問
カフェインは集中力や注意力を高めますか?+−
健康な成人では、注意課題の正確性と反応時間、覚醒度の改善が報告されています。ただし、課題の種類や習慣的な摂取量によって精神的な改善が小さい結果もあります。
カフェインは運動パフォーマンスを高めますか?+−
持久運動の完走時間や高強度運動の出力が改善した研究があります。一方、すべての競技種目やスプリント試験で改善するわけではありません。
カフェインは体脂肪を減らしますか?+−
体重・BMI・体脂肪量の減少や運動中の脂肪酸化増加が報告されていますが、単回摂取の食欲への影響は弱く一過性で、運動条件によって脂肪酸化に差がない結果もあります。
カフェインは睡眠や不安に影響しますか?+−
睡眠では入眠の遅れや睡眠時間・睡眠の質の低下が報告され、不安では増加を示す研究があります。特に高用量や就寝に近い摂取では、望ましくない変化が評価されています。
参考にした論文50件
+−
Effects of caffeine on alertness.
Psychopharmacology / 1990
Effects of caffeine and alcohol on mood and performance changes following consumption of lager.
Psychopharmacology / 2013
A systematic review and meta-analysis of the acute effect of caffeine on attention.
Psychopharmacology / 2025