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アシュワガンダの効果は?睡眠・認知機能など14項目を論文で確認
アシュワガンダについて、睡眠・認知機能・ストレス・運動パフォーマンスなど14項目の効果を、添付されたヒト研究と統合研究から整理します。
掲載内容は医療上の助言ではなく、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
効果ごとの評価
評価の種類ごとに分類しています。「評価できない」は効果がないことを意味しません。
アシュワガンダは、睡眠・ストレス・認知機能・運動パフォーマンスなど幅広い目的で語られるハーブです。ここでは、添付された研究で直接確認できる範囲を効果ごとに分けて見ていきます。
採用した研究で、改善方向の結果が報告された項目です。
睡眠の質
寝つき、途中で目覚める回数、休息感など、眠りの状態に関する変化を指します。
研究で確認されたこと
睡眠の質は、特定の条件では改善する可能性があります。
条件・注意点+−
5件のRCT・400人を統合した解析で小さいものの有意な改善が示され、不眠症の成人や600mg/日以上、8週間以上で効果が大きい傾向でした。長期使用の効果は不明です。
参考: PMID 40843911 / PMID 34559859 / PMID 34254920 / PMID 32021735
認知機能
記憶、注意、判断など、考えたり覚えたりする働きの変化を指します。
摂取量ごとの効果
どの量でどの結果が確認されたかを示します。いずれも研究条件内で評価された量であり、推奨量ではありません。
600 mg/日・8週間
400 mg・単回摂取
確認された摂取期間
その期間で評価された結果であり、別の期間へそのまま一般化はできません。
効果が期待できる対象
候補ごとに研究対象と条件が異なるため、結果を他の対象へそのまま当てはめることはできません。
現時点で言えること・言えないこと
✓言えること
成人の認知機能の一部では、複数研究を統合した解析で改善が示されている。
睡眠の質は、不眠症など条件のある成人で改善が大きい傾向がある。
血中の酸化ストレス指標は改善が報告されている。
?まだ言えないこと
心理的ストレス、日常的な疲労感、血圧、男性の生殖機能、免疫機能、筋持久力への効果は一貫して判断できない。
長期摂取で効果が続くか、日常生活の実感に結びつくかは確認されていない。
成分ページで詳しく確認
アシュワガンダの研究・安全性・関連成分を図鑑で見る
アシュワガンダの研究情報、安全性、注意点を成分図鑑で確認できます。
よくある質問
アシュワガンダで睡眠の質は改善しますか?+−
不眠症などの条件では改善が報告されていますが、効果は小さく研究間のばらつきもあります。
認知機能への効果は確認されていますか?+−
成人の記憶、注意・処理速度、実行機能の一部で改善が示されています。
運動パフォーマンスは上がりますか?+−
エリート自転車選手の持久運動能力では改善報告がありますが、HIITを行う健康な男性では上乗せ効果が確認されていません。
参考にした論文21件
+−
Journal of Ayurveda and integrative medicine / 2012
A prospective, randomized double-blind, placebo-controlled study of safety and efficacy of a high-concentration full-spectrum extract of ashwagandha root in reducing stress and anxiety in adults.
Indian journal of psychological medicine / 2012
Anxiety and stress in clinical populations
Journal of Evidence-Based Complementary & Alternative Medicine / 2014